XLSTAT 2024.1 アップデートリリース

カテゴリお知らせ最終更新日2024年5月 9日

XLSTAT のアップデートプログラム2024.1 が2024年5月にリリースされました。

アップデート方法は下記ページをご参照ください。

XLSTAT のバージョンを確認して更新する方法

今回のアップデートでは、ユーザー様からのご要望にお応えし、使いやすさ、処理速度、分析機能の強化がされています。

操作性が向上した新しいリボンインターフェースにより、目的の機能をより簡単に見つけ出し、作業効率をアップすることができます。フィードバック送信ツールも搭載され、使い勝手が向上しています。

Flash Profiling タスクの分析がこれまで以上に簡単になりました。あらかじめ定義された分析機能を使用することで、作業時間の短縮と確実な分析が可能になります。

3D マトリックス上に美しい等高線グラフを作成し、3 つの変数を 2 次元のグラフ上で視覚化することができます。複数の関連性を同時に把握する必要がある場合に威力を発揮します。さらに、表面グラフの作成にも対応しています。

目的に合った感覚識別検定を選択し、より正確な分析結果を得ることが可能になりました。2 つの製品間の類似性や差異を検定したり、事前情報がない場合に二肢強制選択法（2-AFC）両側検定を実施することができます。また、有意差判定に必要な最小正解数を確認できるようになりました。

RATA タスクのデータ分析と可視化が強化され、より深い洞察とレポート作成の改善が期待できます。分析結果の詳細な説明や、属性値ごとの回答分布の棒グラフ、製品ごとの結果の箱ひげ図などにより、データ分析の精度とレポートの説得力を向上することができます。

データの種類や目的に合わせて最適なグラフを提案する Dataviz ツールがさらに使いやすく、安定的に動作するようになりました。今回のアップデートでは処理速度が向上し、等高線グラフにも対応しています。

複数の標本を比較するためのフリードマン検定が強化され、好みの多重比較検定を選択することが可能になりました。k 個の標本を比較する機能の中には、Conover、Nemenyi、Siegel-Castellan などから選択できるようになりました。

非線形回帰の計算速度が最大で 1,000 倍高速化されました。特にユーザー定義関数を使用する場合に顕著な改善がみられます。

LoadRun オプションにシード値を設定することができるようになり、分類木による分析結果の再現性が高まりました。

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