Q:EndNote アップグレードライセンスについて

Answer

EndNote には「アップグレード」というライセンスがあり、過去バージョンを所有しているユーザーはそれを購入することで通常版より安い価格で最新の EndNote のライセンスに乗り換えることが可能です。そのアップグレード版について、注意点をご紹介します。

アップグレード可能なバージョンについて

2023年12月現在、EndNote は過去のどのバージョンからでも最新版にアップグレード可能です。

例:EndNote ver.1 → ver. 21

※なお、EndNote のバージョンに記載されている "X" はローマ数字の "10" を意味します。
 よって、ver. 9 と ver.X9 (=19) はまったく異なるバージョンということになりますので、ご注意ください。

インストール時に旧バージョンが必要かについて

EndNote のアップグレードライセンスは旧バージョンとは完全に別の独立したプログラムとしてインストールされます。旧バージョンのプログラムを書き換えるわけではありませんので、事前に旧バージョンをインストールしておく必要はありません。(むしろ旧バージョンがない方が望ましいので、事前にアンインストールしておくことをおすすめします)

インストール時の入力情報に関する注意

アップグレードライセンスは過去バージョンを所有していることを条件に販売しているので、インストールの際に過去バージョンのシリアル番号を入力する欄が追加されます。

上図の赤枠の欄には過去バージョンのシリアル番号を入力する必要があります。
新しいバージョンのシリアル番号ではありませんので、ご注意ください。
※上図は X9 for Windows の画面ですが、他のバージョン・Macintosh でも同様です。
※EndNote 21 以上のバージョンでは、過去バージョンの EndNote をインストールしたことがある端末においては入力欄が省略される場合があります。
※過去バージョンのシリアル番号が "503~" または "203~" から始まる場合認証されないことがあります。
 その場合は弊社サポート窓口 までお問い合わせください。

シリアル番号を確認する方法はこちらのページ をご参照ください。

インストール可能台数について

アップグレード版も通常版と同様に、個人利用に限り 3端末まで同時インストール可能です。
ライセンスの共有・貸与・譲渡など第三者にライセンスを使用させることは利用規約で禁止されていますのでご注意ください。

ライブラリデータの互換性について

EndNote のバージョン間におけるライブラリデータの互換性については下記ページをご参照ください。
Q:EndNote バージョン間のライブラリデータ互換性について

旧バージョンの利用について

アップグレードライセンスは旧バージョンから新バージョンにライセンス(使用権限)を移行します。つきましては、原則旧バージョンを使用する権利はなくなりますのでご注意ください。旧バージョンと新バージョンの両方をご利用になりたい場合は新バージョンの「通常版(新規購入)」をご購入いただく必要があります。

※アップグレード後に旧バージョンを他の方に譲渡することも認められません。
※アップグレード時にユーザーを変更することも認められません。

アップグレードしたライセンスからさらにアップグレードライセンスを購入できるかについて

アップグレード後のライセンスには新しいシリアル番号が提供されます。さらに新しいバージョンがリリースされた場合、そのアップグレードライセンスのシリアル番号からさらにアップグレードライセンスを購入することは可能です。
一方、一度アップグレードライセンスの購入に使用した旧バージョンのシリアル番号から再度アップグレードライセンスを購入することはできかねます。

アップグレードできる例 : X6 → X8 → 21
アップグレードできない例: X6 → X8、左記と同じ X6 → 21

以上

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