Q:EndNote バージョン間のライブラリデータ互換性について

Answer

EndNote のバージョン間のライブラリデータ互換性についてご紹介します。

EndNote は X9.3 のバージョンから 64 bit 対応アプリとなるためにライブラリデータの保存形式を変更しました。そのため、X9.3 のバージョン前後でデータの互換性がなくなりました。

【注意】

EndNote のバージョンに記載されている "X" はローマ数字の "10" を意味します。
よって、ver. 9 と ver. X9 (=19) はまったく異なるバージョンということになりますので、ご注意ください。

EndNote X9.3 から最新バージョンまで

ライブラリデータの互換性があります。各バージョンにおいて特別な処理を行う必要なく、相互にデータを開くことが可能です。

EndNote X9.2 以下から最新バージョンまで

ライブラリデータの互換性がないため、EndNote X9.2 以下のデータを X9.3 以上で開くにはデータ変換が必要になります。詳細はこちらのページをご参照ください。

なお、EndNote X9.3 以上のデータを EndNote X9.2 以下のバージョンで開く手段はありません。

EndNote X (10) から EndNote X9.2 まで

ライブラリデータの互換性があります。各バージョンにおいて特別な処理を行う必要なく、相互にデータを開くことが可能です。

EndNote 9 以下のバージョンをご利用の場合

途中のバージョンで [ライブラリ名].Data フォルダを実装、相対パスによる添付ファイル管理機能が実装、Unicode に対応(日本語入力に正式対応)、など様々な機能が実装されているため、開くことができない場合があります。

弊社からご購入いただいた製品をご利用の方で、旧バージョンのデータを開くことができない場合は弊社サポートまでご相談ください。


以上

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