Q:macOS で Word 上の EndNote アドインがグレーアウト表示される場合の対応方法
Word 上の EndNote アドインがグレーアウトの状態で表示されて利用できない場合があります。
本件はご利用の EndNote のバージョンや macOS のバージョン、Word for Mac のバージョンや Word ファイルの状態・保存場所など様々な要因が考えられます。下記をそれぞれご確認ください。
M1-M3 チップ搭載の Mac で EndNote 21、EndNote 20 を使用している場合
EndNote 21、EndNote 20* は M1-M3 チップに正式対応しているため、Word を「Rosetta を使用して開く」設定にする必要がありません。設定されていると逆にアドインがグレーアウト表示される要因となる場合がありますので、設定を解除してください。設定方法は こちらのページ をご参照ください。
※上記ページと同様の操作で「チェックをはずして」ください。
※EndNote 20 は 20.1 以上のアップデートを適用してください。
上記設定を変更してもグレーアウトが解除されない場合は PC を再起動してみてください。
M1-M3 チップ搭載の Mac で EndNote X9 を使用している場合
EndNote X9 は M1-M3 チップに正式対応しておりません。Word を「Rosetta を使用して開く」設定にすることで利用可能となる場合がありますが、グレーアウト表示されてしまう場合は最新バージョンの EndNote にアップグレードすることをご検討ください。
※一時は利用できていた場合でも、OS や Word のアップデートなどの影響で使用できなくなる場合があります。あらかじめご了承ください。
上記に該当しない場合
Word ファイルの状態や保存場所が原因となっている可能性があります。まずは Word メニューバーの [Word] → [Word を終了] から Word を終了させてください。その後、[アプリケーション] フォルダ内の [Microsoft Word] から Word を起動し、白紙の文書を作成して EndNote アドインの状態をご確認ください。
【白紙の文書ではアドインを利用できる場合】
アドインがグレーアウト表示された Word ファイル固有の問題だと思われます。当該 Word ファイルを開き、「名前を付けて保存」で PC 内の固有な保存領域に Word ファイルを保存し直してください。Word 終了後、保存し直した Word ファイルを開いてみてください。
保存し直した Word ファイルでもアドインがグレーアウトされた状態の場合、Word ファイル内のデータを全部選択し、「白紙の文書」にペーストしてご対応ください。
【白紙の文書でもアドインがグレーアウト表示される場合】
今一度ご利用の EndNote のバージョンと macOS や Word の互換性をご確認ください。
互換性に問題がない場合、こちらのページ の「3. EndNote から Word へのアドインを再設定する」で紹介されている操作でアドインを入れ直してみてください。
以上