Q:ライブラリを復元する方法(.Data フォルダが残っている場合)
EndNote のライブラリファイル(拡張子.enl)が何かしらの理由でなくなってしまった場合、「ライブラリ名.Data」のフォルダがパソコン内に残っていれば、以下の手順で復元できる可能性があります。
※こちらの操作で 100% 復元できるわけではございません。あらかじめご了承ください。
[ライブラリ名].Data フォルダからライブラリを復元する方法
EndNote のライブラリは基本 [ライブラリ名].enl ファイルと [ライブラリ名].Data フォルダの2つで構成されていますが、重要な情報はすべて [ライブラリ名].Data の方に保存されています。
[ライブラリ名].enl ファイルは基本 [ライブラリ名].Data を開く鍵のような役割ですので、別途 [ライブラリ名].enl ファイルを作成すれば、[ライブラリ名].Data の中身を表示できます。
手順 1:テキストファイルを新規作成
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Windows の「メモ帳」や Macintosh の「テキストエディット」など、シンプルな文字入力アプリを起動。(Word でも可)
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何も入力せず、[名前を付けて保存]
→ ライブラリ名と同じ名前で、[ライブラリ名].Data フォルダと同じ場所に保存
※「[ライブラリ名].Data フォルダの中に保存」ではありませんので、ご注意ください。
例:「.Data」フォルダが「My EndNote Library.Data」だった場合、「My EndNote Library.txt」や「My EndNote Library.docx」で保存
※拡張子は使用したアプリによって異なります。
手順 2:上記で保存したファイルの拡張子を ".enl" に変更
※PC によっては拡張子を表示しない設定になっています。その場合拡張子を表示するよう設定を変更してから操作してください。
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「手順 1」で作成したファイルをパソコン上に表示させる
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ファイル名の変更を行い、拡張子を ".enl" に変更する
例:「My EndNote Library.txt」 → 「My EndNote Library.enl」
「My EndNote Library.docx」 → 「My EndNote Library.enl」 -
拡張子を ".enl" に変更すると、アイコンが EndNote のものに変更される
以上の操作で [ライブラリ名].Data と [ライブラリ名].enl が揃うので、[ライブラリ名].enl をダブルクリックなどで開き、それまで収集していた文献情報が正しく表示されるか確認。
以上