Vol.88:質の高い学会論文の書き方
- セミナーや学会で論文を発表したり投稿したりすることは、特に若手研究者にとっては、学術生活の重要な一部です。学会は参加する研究者同士が交流し、自分の研究についてのアイデアや見解を交換する絶好の機会を提供
Vol.85:学術的な情報源とは何か? どこで見つけられるのか?
- 学術的な情報源は、一般的に学術的な読者を対象としており、主に科学的で証拠に基づいた研究、熟考されたアイデアや理論に基づいています。これらの情報源は、その正式な構造、権威、厳密さ、目的の点で、一般的な情
Vol.84:アカデミックライティングとは?:学生へのアドバイス
- 学生やキャリアの浅い研究者は、学術的な文書と非学術的な一般の文書の執筆スタイルを明確に区別する必要があります。どちらのタイプもそれぞれのスタイル、構造、基本的なガイドラインがあり、ライターは内容や対象
Vol.78:【研究者体験談】若手研究者の視点: パンデミックの渦中で
- Edina LoboPhD candidate at Central Queensland University, Australia オーストラリアのクイーンズランド大学で研究助手を務めていた私は、
Vol.74:博士論文をジャーナル論文に書き換える際の基本
- 若手研究者にとって、「論文を出版しなければ」というプレッシャーはとてつもなく大きなものです。ポスドク研究者ならば、科学コミュニティで信用を確立するために、自分の名前で少なくとも2、3本の論文を出版して
Vol.73:仮説の組み立て方について知っておきたいこと
- 仮説とは、実験や統計分析などの科学的手法を用いて検証できるアイデアのことです。適切に構築された仮説は、最適な実験計画を立て、研究目的を明確にする上で有効です。また、検証を行うために集めるデータの性質を
Vol.70:博士課程では、作業手順とメンタルヘルスが試されます
- 博士課程の実態とはどのようなものでしょうか? ニューサウスウェールズ大学(オーストラリア)の博士課程に在籍中(2023年3月現在)のAnastasia Shavrovaさんが、博士号取得を目指す過程で
Vol.65:出版計画の立て方とその必要性
- ジャーナルに原稿を投稿してから受理・出版されるまでの期間は、数ヶ月から3-4年と、ジャーナルによって大きく異なります。出版まで、なぜそんなに長くかかるのでしょうか?その理由は、たいていの場合、最初に原
Vol.59:論文タイトルを正しく書くための3つのアドバイス
- 論文の一番基本的で一番重要な点、タイトルについてお話しましょう。研究論文のタイトルを書くなんて簡単だと思われるかもしれませんが、よく考える必要があります。読者は、データベースや論文の引用の箇所を検索し
Vol.58:【若手研究者向けガイド】 様々なタイプの論文について
- アカデミアという競争世界において、研究者はキャリアの早いうちから論文を出版するよう期待されています。しかしながら、オリジナルな研究を完遂するのには、何年もかかるといったことが時にはあります。だからとい
Vol.37:論文の初稿を書き上げるには
- 研究論文を書くことを目標にしているなら、より具体的な言葉で表すと、目標を達成しやすくなります。たとえば、「3500単語程度のIMRaD形式(イントロダクション・材料と方法・結果・考察)の論文を書く」と
Vol.33:学術論文に磨きをかける実践的ヒント6選 後編
- 友人にメールを送るときは、文章の質よりも内容を重視するのではないでしょうか。同様に、世間話や友人とのおしゃべりの際に、アクセントや発音が問題になることはまずありません。前編では、「無駄な言葉の省き方」
Vol.32:学術論文に磨きをかける実践的ヒント6選 前編
- 友人にメールを送るときは、文章の質よりも内容を重視するのではないでしょうか。同様に、世間話や友人とのおしゃべりの際に、アクセントや発音が問題になることはまずありません。しかし、研究プロポーザル、課題、
Vol.29:研究背景の書き方
- 研究結果は研究のハイライトと言えるものですが、研究背景も同じくらい重要な意味を持っています。整合性のある研究背景は、研究の文脈を設定し、読者が論文を読み進めたくなる役割を果たします。しかし、多くの著者