Almaの電子リソース管理機能を抽出したサービス
Almaとは・・・
図書館の多様・多方的なコレクションやサービスに対応するために、従来は各個別の製品・システム・ハードウェアを用いていました。
ILS/OPAC、A-Zリスト、リゾルバ、ディスカバリー
ILL、リポジトリ…
この煩雑とした状態は作業やデータの重複を増長していました。この問題の一つの解決手段としてAlma は単一の統合プラットフォームを提供し、整理・
簡素化されたワークフローを提供します。
Almaの特徴
- 単一の統合ソリューション(電子、紙、デジタル資源)
- メタデータの管理を合理化 (3つのゾーンで管理)
・ Institution Zone
・Community Zone
・Network Zone - タスク指向で図書館員のワークフローを合理化
- エビデンスに基づいた意思決定(分析ツール)
- クラウドベースで提供
すべての電子リソース管理にかかわる作業を一元化
Alma Starterは、すべてのERM(E-resource management)にかかわる作業を一元化します。
例えば、電子リソースコンテンツの情報は毎日更新されるセントラルナレッジベースを介し、Almaのコミュニティゾーンで提供されます。Alma Starter導入機関では、それらの情報をそのまま利用することで更新の作業を省くことができ、また機関独自にカスタマイズすることができます。
電子リソースの契約においては選書から有効化まで、合理化されたワークフローで作業を効率化します。
さらに利用者に対しては、Alma Starterで管理されている情報を用い、ディスカバリーのPrimo VEやAlmaリゾルバーを介してシームレスにリンクを提供します。
それらの利用の状況は、COUNTER準拠の利用統計やAlmaリゾルバの統計で確認することができ、またAlmaの分析ツールで今後の契約における意思決定をサポートします。
このようにすべてのERM作業を一元化することで、Alma Starterは、図書館における意思決定や契約する電子コレクションの重要性を証明することをサポートすることができます。
ERM 統合ソリューション
ERM統合ソリューションであるAlma Starterは図書館で必要とされている電子ジャーナルやデータベース契約を管理します。
さらにERMにおける必要なさまざまな図書館側の管理機能に加え、ユーザーへのサービス提供には、ユーザーインタフェースとしてディスカバリーの「Primo VE」が連携し、契約されている電子リソースを最大限に活用するための機能をユーザーに提供します。
Alma Starter 導入のメリット
Excelでの電子資料の管理から脱却
- 契約内容(価格、使用範囲、契約期間、管理者機能、利用統計など)
- 担当者情報(版元、連絡先、サポート窓口など)
- 継続のための情報(経年的な価格、利用統計、費用対効果、社内検討の経過と考察)
- 新規契約のためのトライアル情報とフィードバック
クラウドでの情報管理
- 複数名での利用が可能、担当交代の引継ぎの際も作業が容易となります。
- 変更内容の情報を即座に利用者向けインターフェースに反映できます。
業務の効率化
- クラウドでの作業なので、どこでも作業が可能です。
- 多くの作業がAlma Starter内で完結します。
- 従来の作業の一部を自動化します。
AI技術の普及により電子資料の再構築が必要不可欠になります。(Alma Starterの分析機能が役立ちます)
これから急速に進む技術革新に備え、効率的な電子資料管理が今後の図書館にプラスになります。