NVivoユーザーインタビュー 山口拓允先生

看護分野で研究を行っている山口拓允先生に、NVivoの魅力について伺いました。

NVivoの魅力

NVivoを用いた研究が昨年のデータでは1年間で600報を超えていることが明らかになっており(PubMedにて検索)、年々論文数が増加している背景を鑑みるとその有用性が裏付けられていると考えています。

山口拓允先生
山口拓允先生

手作業で質的解析、特にコーディングを行う際、漏れが生じてしまうこと、似たようなコード名が重複してしまうこと、解析シートと逐語録を行ったり来たりすること等、大変手間がかかり効率的に行うことができないところが質的解析の課題であると感じてきました。

しかし、NVivoを用いることでコーディングの作業が効率化でき、最も時間のかかるコーディング作業の時間短縮につながることを実感しています。

また、妥当性・客観性の担保のため複数人での解析を行うにあたり、どうしても煩雑になってしまうことがしばしばありますが、NVivoを用いることで共同での作業においてもスムーズに行うことができることもまた、手作業での解析と比較して客観性の担保につながってくるのではないかと考えています。

もちろんNVivoを用いることで量的解析ソフトのような統一的な結果が出てくるわけではありません。しかし、NVivoを用いることで、より効果的・効率的に質的解析を行うことができるといった点において極めて有用性は高いと感じていますので、自信を持って周囲の研究者に推薦しています。


山口拓允先生プロフィール

鹿児島大学医学部客員研究員兼非常勤講師/公益財団法人原子力安全研究協会研究参与/一般社団法人学術・教育総合支援機構顧問/埼玉医科大学リサーチアドミニストレーションセンター 非常勤講師

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