設定項目(本文中の引用表記の出力設定)

Citations の Author Lists:著者・共著者の出力人数などの設定(本文中の引用表記)

Citations の Author Lists では、本文中の引用表記に出力する著者の人数を制限し、「〇人まで記載して et al. で省略する」といった設定ができます。

※番号引用のスタイルでも Citations の Templates の設定において [Citation - Author (Year)] で著者の出力を設定しているので、本項の設定も行うことを推奨します。



Author Separators

  • Number of Authors
    著者人数による場合分けが可能です。

  • between
    著者と著者を区切る記号などを設定します。

  • before last
    最後の著者の手前のみを [ and ] など、別の文字列に変更可能です。

  • before last in format: Author (Year)
    引用文献の著者を主語として使用するために引用表記の前に出す設定を適用した場合の区切る文字列を変更可能です。

【補足】

アメリカ英語では名詞を 3 つ以上並べる際に、最後の名詞手前の and にはカンマを付ける習慣があります。名詞 2 つの場合はカンマを付けないので、Number of Authors で場合分けできるように設計されています。

例えば、著者が 2 名の場合は「Smith and Jones」(カンマなし)のように表示し、3 名以上の場合は「Smith, Jones, and Johnson」(「and」の前にカンマあり)のように表示します。


Abbreviated Author List
著者を省略するか、省略する場合は何名まで記載して、どのように省略するかを設定できます。

  • List all author names
    すべての著者を省略せずに記載。(本文中の引用表記の設定ではまず選択しません)

  • If [ X ] or more authors, list the first [ Y ] author(s) and abbreviate with: [ 〇〇 ]
    著者が [ X ] 名以上のとき、[ Y ] 名まで記載して [ 〇〇 ] で省略する。

※[ 〇〇 ] には著者を省略する意味の単語を入力します。
英語用スタイルの場合は [ , et al. ]
日本語用スタイルの場合は [ ら ] や [ ほか ]、
[ 他 ] などを入力することが多いです。

【注意】

「日本語用の出力」と「英語用の出力」を一つのスタイルにて同時に設定することはできません。必要の場合は各言語用のスタイルをそれぞれ作成する必要があります。
詳細は下記ページをご参照ください。
日本語と英語が混在する投稿規定の論文を作成する

【補足】

Abbreviated Author List には "First Appearance" と "Subsequent Appearances" の設定箇所があります。こちらは「初登場時」と「二回目以降登場時」で出力著者人数を変更できるようにするため設計されています。変更の必要がない場合は同じ設定を繰り返します。


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