Citations の Ambiguous Citations:同姓・同発行年の異なる文献を引用したときに 2000a, 2000b のように区別を付ける設定
Citations の Ambiguous Citations では、著者名・発行年の引用形式の際にスタイルが設定している出力情報だけでは引用文献を区別できない場合に、該当文献についてのみ追加の情報を出力するよう設定できます。
(e.g. 同姓・同発行年の異なる文献を引用した場合、など)
※番号引用のスタイルを作成している場合は設定する必要ありません。
□Include the author initials or full name in citation:
チェックを入れると、著者のイニシャルやフルネームを追記します。
その下の Name format のプルダウンメニューからフルネームか、イニシャルの表記形式を選択可能です。
例: ... (S. Smith 2020) ... (L. Smith 2020)
□Add more authors until the citation is unique:
チェックを入れると、固有の引用表記となるまで共著者の出力を追加します。
□Add the title for different works by the same author:
チェックを入れると、同一著者の場合はタイトルを追加します。
その下の Title format のプルダウンメニューからフルタイトルかショートタイトルか選択可能です。
以下は、通常は著者名とページ番号のみを引用に含む MLA スタイルにおける例です。
同一著者による著作物であるため、書籍タイトルも出力されています。
例: ... (Smith, History of Our Times 35) ... (Smith, Looking Forward 77)
□Add a letter after the year:
発行年の後ろにアルファベットを追加します。
その下の Letter format のプルダウンメニューから、論文の同一箇所に引用した場合に発行年情報を省略するか、省略しないか選択可能です。
例:
省略する: (Smith, 2000a, b)
省略しない (Smith, 2000a, 2000b)