EndNote のスタイル設定の原則と、例外を設定するための特別な意味を持つ特殊記号について
原則1:フィールド名(項目名)を入力すると、出力する際には引用文献の該当フィールドに入力されている文字列を出力する
EndNote のスタイル設定画面において、Author や Year、Title、などの「フィールド名(項目名)」を入力すると、Word などに出力する際には引用を指定した文献の該当フィールドに入力されている文字列を出力します。
例:著者名、発行年、論文タイトルの情報を出力したい場合、下記のように設定します。
Author Year Title
【注意】
フィールド名は EndNote に保存している文献情報の "Reference Type" によって変化することがあります。
例:[Newspaper Article] の Reference Type には "Author" フィールドはなく、代わりに "Reporter" フィールドが用意されています。[Newspaper Article] の出力設定に Author と入力しても文献情報に変換されず、Author という文字列がそのまま出力されてしまいます。
なお、既存の Reference Type の出力設定を、他の Reference Type の出力設定にコピー&ペーストすると、概ね同様の出力になるようペースト先の Reference Type のフィールド名に変換されてペーストされます。
しかし、この原則のままだと
DOI: 「文献の DOI 情報」
などのように、フィールド名をそのままの文字列で出力させたい場合にその部分も文献データに変換して出力されてしまいます。
原則2:隣接するデータは影響し合う
EndNote のスタイル設定画面において、「隣接している文字列」は原則「関連するデータ」として EndNote は認識します。出力設定したフィールドの中に、「データ入力がないため出力できないフィールド」が含まれる場合は隣接する「関連するデータ」も出力しなくなる、という仕様になっています。
例:論文情報を出力する際に「 巻(号):ページ情報 」の情報を続けて出力したい場合、下記のように設定します。
Volume(Issue):Pages
しかし、このままの設定だと Issue 情報がない文献を引用した際に「関連するデータ」と認識される Volume 情報も Pages 情報も出力されなくなってしまいます。
原則3:スペースを挟むとそのデータは独立する
EndNote のスタイル設定画面において、「スペースで区切られている」文字列は「関連しないデータ」として EndNote は認識します。「関連しないデータ」は隣接するフィールドの出力有無の影響を受けません。
例:書籍情報を出力する際に、ページ情報に「 p. 」を付けたい場合、下記のように設定します。
p. Pages
しかし、このままの設定だと Pages 情報がない文献を引用した際に「関連しないデータ」と認識される「 p. 」は出力され続けてしまいます。
上記原則による不都合の解消方法
上述の例のように、原則の設定だと不都合が発生するケースに対応するために EndNote は特殊な記号に特別な意味を持たせています。詳細は下記の資料をご参照ください。