Citations の Templates:本文中の引用表記の形式を設定
Citations の Templates では、本文中の引用表記の記載形式を設定します。主に下記の二つに分かれます。
- 番号で引用(e.g. (1) / (2,3) / (4-6))
- 著者名と発行年(e.g. (Smith, 2020) / (Doe, 2011; Hitt, 2005) )
Citation:
本文中に文献を引用する際に、引用したと分かるように記載する基本的な引用形式を設定します。
出力設定可能な項目は画面左上の [Insert Field] ボタンから選択できます。
基本的に「番号引用」か「著者名・発行年引用」を設定します。
番号引用の場合:
基本的に番号引用を意味する "Bibliography Number" をカッコで括ったり、上付き文字にしたりします。カッコの形状は希望に応じて変更して構いません。
著者名・発行年引用の場合:
基本的に Author と Year をカッコで括ります。Author と Year の間にカンマなどの記号を含める場合はそれも入力します。
Citation - Author (Year):
論文執筆時に、引用文献の著者を文章の主語として使用する場合などに著者を引用表記の前に出すことがあります。
例:
Smith (2020) says ...
EndNote は Word 上の設定で特定の引用箇所の出力形式を上記のような形式に変更することが可能です。その設定を適用した場合の出力形式をこちらで設定します。
基本的にはその上の Citation の設定から Author を手前に取り出す設定で問題ない場合が多いです。
【補足】
著者名引用のジャーナルに投稿する予定が、番号引用のジャーナルへの投稿に切り替える場合もありますので、番号引用のスタイルの場合も Author を番号引用の手前に出力する設定にしておくことを推奨します。
Multiple citation separator:
論文の同一箇所に複数の文献を引用した際に、引用表記を分ける記号を設定します。
例:半角カンマとスペースを設定した場合
(1, 2) / (3, 5, 7)
(Smith 2020, Doe 2011)
といった出力になります。
※赤字部分が本設定の影響箇所です。
【補足】
引用を 1)3)5) のようにしたい場合はこちらの欄に ) のみを入力します。
※スペースが不要の場合は入力しません。
Year Format:
発行年の出力を ' を付けた 2 桁の数字にしたい場合にチェックを入れます。
例:(Smith, 1999) → (Smith, '99)