スタイルファイルの保存場所について
EndNote はスタイルファイルを保存する先(スタイルファイルを読み取る先)が二つあります。
一つは EndNote のアプリケーションをインストールした先、もう一つは任意に設定変更可能な保存先です。
1. EndNote アプリをインストールした先
インストール時に設定を変更しない「デフォルトインストール」を実行した場合、初期インストールされるスタイルファイルは下記に保存されます。
(Windows)
C:\Program Files (x86)\EndNote (Ver.)\Styles
※PC によっては [Program Files (x86)] が [Program Files] となる場合があります。
(Mac)
ハードディスク名 > アプリケーション > EndNote (Ver.) > Styles
※[ハードディスク名] はユーザーがハードディスクに付けた名前で表示されます。
こちらの保存場所は原則 PC のセキュリティが高く設定されているため、スタイルファイルの上書き保存や別名保存ができません。
2. 任意の保存先
【注意1】
こちらを PC 内のセキュリティが高い場所に設定すると Save As が実行できなくなります。(Save As 画面を閉じることができません)
右記初期設定のように「ドキュメント」内や「書類」内など、セキュリティが高くない場所を指定してください。
【注意2】
PC の設定や利用環境によっては初期設定で右記の場所が指定されていない場合があります。該当する場合は適宜変更を行ってください。
こちらの設定を OneDrive や iCloud、Dropbox などのオンラインストレージや機関内の共有フォルダなどのネットワーク上に設定することは推奨されません。
スタイルファイルを Save As した場合の保存先は EndNote の設定(Preferences)で指定されています。下記の操作で設定の確認・変更が可能です。
-
EndNote の [Preferences] を開く
(Windows)
メニューバーの [Edit] → [Preferences] を選択(Mac)
メニューバーの [EndNote (Ver.)] → [Settings] または [Preferences] を選択 -
出現した画面左から [Folder Locations] を選択
-
表示された画面上方の "Style Folder" 欄のパスが Save As を実行したときの保存場所です。
※[Select Folder] ボタンをクリックすると保存場所を変更可能です。
初期設定では基本的に下記の場所が指定されています。
(Windows)
C:\Users\[ユーザ名]\Documents\EndNote\Styles
※[ユーザ名] には PC のログインアカウント名が入ります。
(Mac)
ハードディスク名 > 書類 > EndNote > Styles
【補足】
保存したスタイルの名称を変更したい場合はこちらで設定されている保存場所を開き、該当スタイルファイルの名前を直接変更してください。