Q:ライブラリ内の文献情報を抽出表示する方法
Answer
EndNote に実装されている機能の中には、現在ライブラリ画面上に表示しているすべてのレコード(文献情報)を対象に一定の処理を行うものがあります。処理の対象としたくないレコードがある場合、処理の対象としたい文献のみを抽出表示する必要があるので、その方法をご紹介します。
EndNote 20 以上のバージョンの場合
EndNote 20 以上のバージョンでは特定のレコードを一時的に抽出表示する機能が実装されていません。
メニューバーの [Groups] → [Create Group] を選択し新しいグループを作成して、処理を行いたいレコードを所属させ、そのグループを選択表示することで対応する必要があります。
EndNote X9 以下のバージョンの場合
EndNote X9 以下のバージョンでは選択したレコードのみを抽出表示することが可能です。
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抽出表示したいレコードを選択。
【補足】
下記の操作で複数のレコードを同時に選択することが可能です。
- 複数選択:キーボードの [Ctrl] を押下しながら抽出表示したいレコードをそれぞれクリック
(Macintosh の場合、キーボードの [command] を押下しながらクリック) - 範囲選択:範囲開始位置をクリックで選択 → 範囲終了位置でキーボードの [Shift] キーを押下しながらクリック
- 複数選択:キーボードの [Ctrl] を押下しながら抽出表示したいレコードをそれぞれクリック
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メニューバーの [References] → [Show Selected References] を選択
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選択していたレコードのみが抽出表示される
【補足】
レコードを抽出表示している状態を解除したい場合は、メニューバーの [References] → [Show All References] を選択すると、All References グループにてすべてのレコードが再表示されます。
【補足】
メニューバーの [References] → [Hide Selected References] を選択すると、選択していたレコードを表示から一時的に除外することが可能です。抽出表示したいレコードの方が多い場合はこちらで対応することもご検討ください。
以上