共分散構造分析(SEM; Structural Equation Modeling)とは
共分散構造分析とは、観測データ(特定の事象)の背後にある、さまざまな要因の関係を分析する統計手法です。
共分散構造分析は「複雑な関係をパス図で表現できる」という点が大きな特徴のひとつです。パス図により、分析者は仮説・論理の展開や分析レポートを作成でき、一方の論文読者は、パス図から分析者の仮説を、パス図に付加された数値からは結果(因果関係の強さ)を理解することができます。
共分散構造分析ツール・SPSS Amosでできること
SPSS Amosでは、仮説を立てた上で、その仮説をもとにパス図を作成しデータを読み込ませ、どれだけ仮説に適合しているのか、または不足があるのか、影響や因果関係を分析できます。パス図はメニュー操作(GUI)で簡単に作成できます。
●共分散構造モデルの作成
・複雑な共分散構造モデルをパス図で簡単に作成することができます。
・パス図上でパラメータを確認することができます。
●MCMCを実行し、結果を確認する
・MCMC(マルコフ連鎖モンテカルロ法)を実行できます。
・事後分布を確認することができます。
SPSS Amosの活用事例
データシート: IBM SPSS Amos
IBM SPSS Amos を使用して、分析を次のレベルに引き上げ、研究の注目度を高める方法をご覧ください。
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