最終更新日:2025.06.05
Answer
NVivo 15 に配信されているアップデートによる改善点を以下に記載します。
NVivo 15 にはアップデートが不定期で配信されており、2025年6月現在の確認できる最新バージョンは下記の通りです。
Windows:Release 15.2.0
Macintosh:Release 15.2.0
本ページではこれまでのアップデートで追加・修正された機能をまとめて記載します。
なお、開発元のページでもアップデート内容をご確認いただけます。
(Windows 版のみへのアップデート)
- 音声・動画データの詳細画面にて直感的な再生コントロールを新たに実装しました。
- コーディングストライプにマウスをあてただけでドキュメント内でハイライトされるようになり、どのコードに何がコーディングされているかをより迅速かつ容易に識別できるようになりました。
- 詳細画面にて、参照リンクや注釈を対応するテキストと相互に確認できるようになりました。
- フレームワーク行列で列と行を入れ替えて表示させることができるようになりました。
- 頻出語クエリにて単語クラウドの最適化を行い読み込み速度を大幅に改善しました。
- 起動画面から NVivo プロジェクトを開いたり、詳細ビューでコード参照を表示したりする際の読み込み時間を短縮しました。
- コーディングストライプ画面を強化し、スクロール時のちらつきを軽減しました。
(Macintosh 版のみへのアップデート)
- AI アシスタントの要約オプションにケースが追加されました。
- 起動画面に [Open Project from Disk] ボタンを追加し、Finderからプロジェクトを選択できるようになりました。
- 頻出語クエリの単語クラウドにてレイアウトを選択できるようになりました。
- テキスト検索のワードツリーの表示問題を解決しました。
- AI アシスタント機能の改善
- 軽微な修正を行いました。
(Windows 版のみへのアップデート)
- オフラインでのアクティベーション手順が簡略化されました。
- 軽微な修正を行いました。
- トライアル版から製品版への移行に関する問題を解決しました。
- myLumivero へのサインアップおよびアクティベートの際に生じていたエラーを解決しました。
- AI アシスタントの要約オプション にて、ドキュメント以外にコードとケースも要約できるようになりました。
- AI アシスタントから提案される子コードの言語を選択できるようになりました。(日本語選択可)
- 拡張機能NCaptureの機能がX(旧:Twitter)から情報を取り込めるように改善されました。
NCaptureについてはこちらをご参照ください。
- AI アシスタントの要約オプション にて、ドキュメント以外にコードとケースも要約できるようになりました。
- AI アシスタントの要約言語の選択で生じていた問題を解決しました。
- AI アシスタントの子コードの提案にて、提案された子コード間をキーボードの矢印キーで移動できるようになりました。
- データセットのインポートの問題を解決しました。
- Collaboration Cloud におけるプロジェクトの複製や共同作業者の削除やコード処理に関する問題を解決しました。
- AIアシスタントのいくつかの機能を追加・改善しました。
- ナビゲーションビューにて一部項目が英語表記されていた問題を改善しました。
- [データセットのインポートアシスタント] 内のプレビュー画面において、特定のフィールドを「コード可能なフィールド」として選択できない問題を解決しました。
- ファイル内のコード化されたコンテンツのハイライト表示に関する問題を修正しました。
- Collaboration Cloud におけるWindows とMac のデータ同期を改善しました。
- サンプルプロジェクトから特定のデータセットファイルを開くと強制終了する問題を解決しました。
- ファイルやメモの編集に関する問題を解決しました。
アップデート手順
アップデートは以下の手順で実行可能です。
Windows 版
-
NVivo 15 を起動
-
メニューの [ファイル] をクリック
-
[製品情報] → [ソフトウェアアップデートを確認] をクリック
Macintosh 版
-
NVivo 15 を起動
-
画面左上のメニュー[NVivo 15] → [アップデートを確認] を選択