ウェブブラウザ拡張機能のNCaptureをインストールすることで、ウェブページ、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のソーシャルメディアデータ、YouTubeビデオなどを収集し、そのコンテンツを NVivoにインポートすることができます。インポートしたデータはコーディングや可視化機能を使って分析することが可能です。
【お知らせ】
※NCaptureのデータ取得はデータ取得先のAPIなどに依存するため、データの取得、取得内容については確約しておりません
※現在、サイト側でのAPIの仕様変更によりFacebook 、Twitterの投稿データ、YouTubeのコメントが取得できない状態となっております。
- NCapture
- NCaptureが可能にすること
- ウェブページのインポート
- オンライン PDF のインポート
- Twitter ツイートのインポート
- Facebookのウォールへのポストやコメントのインポート
- YouTubeコンテンツのインポート (NVivo Windowsのみ)
- ソーシャルメディアデータの自動コーディング
- ソーシャルメディアデータの視覚化(一部 NVivo Windowsのみ)
NCapture
NCaptureはウェブブラウザ「Google Chrome」「Internet Explorer」に対応したウェブ拡張機能です。ウェブブラウザに追加することで、SNSのデータの収集を可能にします。
NCaptureが可能にすること
ウェブページのインポート
Webページを画像などを含めた形、またはテキストのみをPDFとして保存・インポートが可能です。オンラインのニュース記事など、様々なWebページのインポートが可能です。 NCaptureを使用してインポートすることで、ページタイトル、URLやアクセス日などの引用の際に必要になる情報を属性として付与した形でインポートが可能です。
オンライン PDF のインポート
Webブラウザ上に表示されたPDFをインポートすることが可能です。NCaptureを使用してインポートすることで、URLやダウンロード日などの情報を属性として付与した形でインポートが可能です。
Twitter ツイートのインポート
ツイートの検索結果をデータセット、PDFとしてインポートが可能です。データセットとして保存した場合、下記の多様なデータを含んだデータとして保存可能です。
Twitterデータセットでインポート可能なデータ
ユーザー名 | 名前 | 時間 |
ツイートのタイプ | リツイート者 | リツイート数 |
ハッシュタグ | 場所 | 自己紹介 |
ツイート数 | フォロワー数 | フォロー数 |
位置座標 |
ジオビジュアライゼーション(NVivo Windowsのみ)でソーシャルメディアの投稿者の所在地を、プロフィール情報を用いてマップ化します。特定の話題の地域性などを可視化することが可能です。
ネットワークソシオグラム(NVivo Windowsのみ)ではユーザー間の繋がりを視覚化します。Twitterのデータセットを可視化し、Twitterユーザーのネットワークや、リツイートやメンションによりどのように繋がっているかを確認できます。
例えばTwitterでの特定の話題において主要なユーザーを一目で見つけたり、ユーザー間でハブ機能を果たしているユーザーを見つけたりすることで、話題の深堀りが可能になります。
Facebookのウォールへのポストやコメントのインポート
ニュースフィードやユーザーウォールはPDFとして、タイムラインやグループはデータセット、PDFとして保存・インポートが可能です。
YouTubeコンテンツのインポート (NVivo Windowsのみ)
YouTubeの動画とコメントをNVivoにインポート可能です。
※動画はYouTubeから削除されると参照できなくなります
コメントではユーザー名、コメント、返信内容、コメント日時などを取得することが可能です。
ソーシャルメディアデータの自動コーディング
ソーシャルメディアからインポートしたデータも通常のデータと同様にコーディング、自動コーディングが可能です。テーマによる自動コーディングを使用することで、インポートしたデータで多く語られているテーマを確認することができます。
ソーシャルメディアデータの視覚化(一部 NVivo Windowsのみ)
頻出語を視覚化するワードクラウド、ユーザー間の繋がりを視覚化するネットワークソシオグラムなどでデータを視覚化することで個々のデータを読み込むだけでは発見できなかったキーワードなどを発見することが可能です。